俳優として幅広く活躍した田中邦衛さん。
残念ながら、2021年3月24日に88歳でお亡くなりになりましたが、その若い頃の姿がイケメンすぎると話題なんです!
さらに、若い頃にどんな出演作品に出て、どんな経歴を辿ってきたのかも気になりますよね。
そこで今回は、
- 田中邦衛さんの若い頃のイケメン画像
- 若い頃の出演作品や経歴
- 若い頃と晩年の髪型比較
についてまとめました!
【画像】田中邦衛の若い頃(昔)がイケメンすぎ!
俳優として多くのファンを魅了してきた田中邦衛さん。
その若い頃がイケメンすぎると話題なんです!

晩年もイケメンだけど!
早速、田中邦衛さんの若い頃の画像を見てみましょう。
#この役者と言えばこの役
— 帽子屋/積みゲー消化したい (@madha5) December 26, 2024
田中邦衛=石山新次郎(青大将) pic.twitter.com/0KJWbEr91w
イケメン!爽やかすぎる!
若い頃の田中邦衛まじでなに???
— なかとちゃ〜ん! (@nakto0905) October 21, 2022
黄猿さんもつまりこういうことなんだろ??? pic.twitter.com/x1G01Qrvur
見つめられるとドキドキします。
田中邦衛の若い頃は若大将シリーズの青大将でブレイク!https://t.co/ohGngpin0y pic.twitter.com/pSPONSNk8X
— こいもうさぎ (@koimousagi) May 26, 2020
田中邦衛さん、若い頃から色気があってかっこいいですね!
田中邦衛の若い頃(昔)の出演作品や経歴を時系列でまとめ!
田中邦衛が88歳で死去、「北の国から」「仁義なき戦い」などに出演https://t.co/12FamogMea pic.twitter.com/QtmYqRJlVW
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) April 2, 2021
若い頃からイケメンな田中邦衛さんですが、晩年までどんな経歴を辿ってきたのか、時系列でまとめてみましょう!
20代の頃
20代の田中邦衛さんはどんな経歴を歩んできたのか、まとめてみました。
・1957年(25歳):映画『純愛物語』に里やん 役で初出演
・1958年(26歳):ドラマ『バス通り裏』に出演
・1959年(27歳):多くの作品に出演
- 映画『キクとイサム』-村の青年 役
- 映画『人間の條件 第三部望郷篇』-小原二等兵 役
- ドラマ『人間そっくり』-火星人と名乗る男 役
・1960年(28歳):多くの映画に出演
- 映画『太陽の墓場 』-泥棒 役
- 映画『武器なき斗い』-北島 役
・1961年(29歳):映画『若大将シリーズ』-石山新次郎(青大将) 役 ※続編にも出演
若い頃の田中邦衛さんは、短大卒業後、故郷の岐阜で中学の代用教員を務めていましたが、観劇した舞台で主演の演技に魅了されて俳優になることを決意。
俳優座養成所を受験し続け、3回目の受験で見事合格した田中邦衛さんは、貧しい暮らしをしながら養成所に通っていたそう!
1957年25歳の時に、今井正監督映画『純愛物語』にて田中邦衛さんは映画出演デビューを果たします。
#映画で印象に残っているメガネ
— 【FINAL BOSS】三次元からきたブロンディ (@kotaeastwood) September 29, 2017
『人間の條件』田中邦衛 pic.twitter.com/uRMQxOiIXL
その後1959年、27歳の時に出演した『人間の條件 第三部望郷篇』では、上等兵からいじめを受ける初年兵の役で出演。

戦時中の過酷な状況を生きた初年兵役を演じているよ!
29歳を迎えた1961年、田中邦衛さんの出世作ともいうべき映画『大学の若大将』で、加山雄三さん演じる若大将のライバル青大将役を好演。
若大将へ敵対心を燃やすものの、軽くいなされる憎めないキャラクターで人気を博し、一躍有名人となりました。
そして日本のトップ・アイビーモッドといえば『若大将』シリーズの田中邦衛演じる若大将のライバル青大将(石山新次郎)。「銀座の若大将」では「女物の生地で背広を仕立ててる」なんてセリフも… pic.twitter.com/rxgXb6JjcD
— ウッシ (@acephale391) August 14, 2018
岡本喜八監督にも気に入られ、その後、田中邦衛さんは岡本喜八監督の映画に11本出演しています。
『若大将シリーズ』に全18作に出演し、「田中邦衛さん演じる青大将がいたからこそ、『若大将シリーズ』が成立した」とも評されました。

映画『大学の若大将』に出演したのは20代だったのか!
30代の頃
30代の田中邦衛さんの経歴も見てみましょう。
・1962年(30歳):一般女性と結婚
・1962年(30歳):多くの映画に出演
- 映画『おとし穴』-男X役
- 映画『椿三十郎』-保川邦衛 役
・1963年(31歳):多くの映画に出演
- 映画『にっぽん実話時代』-片桐鶴夫 役
- 映画『真田風雲録』-坂崎出羽守 役
・1964年(32歳):多くの映画に出演
- 映画『続・拝啓天皇陛下様』-壊し屋の男 役
- 映画『無頼無法の徒 さぶ』-金太 役
・1965年(33歳):多くの作品に出演
- 映画『網走番外地シリーズ』-大槻 役 ※続編にも出演
- 映画『忍法忠臣蔵』-不破数右衛門 役
- ドラマ『若者たち』-佐藤太郎 役 ※主演
- ドラマ『刑事』-南原刑事 役
・1966年(34歳):多くの映画に出演
- 映画『日本一のゴリガン男』-皿田 役 ※続編にも出演
- 映画『兵隊やくざ 脱獄』-沢村 役
- ドラマ『泣いてたまるか』
・1967年(35歳):多くの映画に出演
- 映画『若者たち』-佐藤太郎 役 ※主演
- 映画『雌が雄を喰い殺す かまきり』-高橋健 役
・1968年(36歳):多くの作品に出演
- 映画『やればやれるぜ全員集合!!』-権藤 役
- 映画『大幹部 無頼』-根本勝次 役
- ドラマ『十一番目の志士』
・1969年(37歳):多くの作品に出演
- 映画『夕月』-落合邦夫 役
- 映画『御用金』-長井兵助 役
- ドラマ『男はつらいよ』-高橋英吉 役
・1970年(38歳):多くの作品に出演
- 映画『どですかでん』-初太郎 役
- 映画『喜劇 男は愛嬌』-倉本倉吉 役
- ドラマ『柳生十兵衛』 -空っ風の三九郎 役
・1971年(39歳):多くの作品に出演
- 映画『男はつらいよシリーズ』-福士先生 役 ※続編にも出演
- 映画『刑事物語 兄弟の掟』-岩淵謙輔 役 ※主演
- ドラマ『浮世絵 女ねずみ小僧』-留吉(相棒の男ねずみ) 役
田中邦衛さんが33歳を迎えた1965年に出演した映画『網走番外地』は興行的にヒットし、続編が矢継ぎ早に製作されたため、なんと2年半の間に10作が公開されました!
若大将シリーズにも網走番外地シリーズにも出演してる田中邦衛さん!🫢#BS12#網走番外地#田中邦衛 pic.twitter.com/r9PnzfgzVO
— 若大将 (@hy1957koukeri) March 14, 2023
田中邦衛さんは主人公を慕う舎弟をコミカルに演じ、共演を重ねた主演の高倉健さんをとても尊敬していたんだとか。
同年の1965年(当時33歳)に出演したドラマ『若者たち』が映画化されると、田中邦衛さんは第22回 毎日映画コンクール 男優主演賞を受賞。
お茶の間で知らない人はいないほど有名人となりました。

俳優としての幅を広げて、ますます魅力的になっていくなぁ~
1971年、田中邦衛さんが39歳の時には、言わずと知れた映画『男はつらいよ 奮闘編』で主人公の寅さんが出会った少女の身元引受人で、朴訥な教師役を好演。
数多い出演作の中で私が最も好きなのは「男はつらいよ 奮闘編」での、青森の小学校教諭役でした。あの朴訥さ善良さ、思い出しただけで涙が出ます。たくさんの素晴らしい演技をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
— マルヤマテツヤ (@tetsumaru47) April 2, 2021
>田中邦衛さん死去 88歳#Yahooニュースhttps://t.co/cHxduNbTDu pic.twitter.com/28NwNqQ9PL
名バイプレイヤーとして確固たる地位を築き上げていきました。
40代の頃
40代の田中邦衛さんはどんな経歴を辿ってきたのでしょうか?
・1972年(40歳):多くの作品に出演
- 映画『木枯し紋次郎 関わりござんせん』-八幡の常平 役
- 映画『人斬り与太 狂犬三兄弟』-大野正吉 役
- ドラマ『地獄の辰捕物控』-銀太 役
・1973年(41歳):多くの作品に出演
- 映画『仁義なき戦いシリーズ』-槇原政吉 役 ※続編にも出演
- 映画『現代任侠史』-武志役
- ドラマ『科学捜査官』-徳丸技官 役
・1974年(42歳):多くの作品に出演
- 映画『ルパン三世 念力珍作戦』-次元大介 役
- 映画『血を吸う薔薇』-下村 役
- ドラマ『幡随院長兵衛お待ちなせえ』-小仏小平 役
- ドラマ『日本沈没』-辰野記者 役
・1975年(43歳):多くの作品に出演
- 映画『トラック野郎・爆走一番星』-ボルサリーノ2 役
- 映画『アフリカの光』-勝弘 役
- ドラマ『同心部屋御用帳 江戸の旋風』-由良三九郎 役
- ドラマ『はぐれ刑事』-新藤医師役
・1976年(44歳):多くの作品に出演
- 映画『キンキンのルンペン大将』-駒井鉄五郎 役
- 映画『君よ憤怒の河を渉れ』-横路敬二 役
- ドラマ『泣かせるあいつ』-鈴木雷太 役
- ドラマ『五街道まっしぐら!』-音羽の重蔵 役
・1977年(45歳):多くの作品に出演
- 映画『黒木太郎の愛と冒険』-黒木太郎 役 ※主演
- 映画『季節風』-山本健 役
- ドラマ『駆けろ!八百八町』-政吉 役
- ドラマ『華麗なる刑事』-南郷五郎 役
・1978年(46歳):多くの作品に出演
- 映画『ダイナマイトどんどん』-芦刈の作蔵 役
- 映画『ブルークリスマス』-西田和夫 役
- ドラマ『江戸の鷹 御用部屋犯科帖』-風見鉄平 役
- ドラマ『大空港』-薮下行男警部 役
・1979年(47歳):多くの映画に出演
- 映画『乱れからくり』-奈良木警部 役
- 映画『地獄』-生形雲平 役
・1980年(48歳):多くの作品に出演
- 映画『動乱』-小松少尉 役
- 映画『五番町夕霧楼』-夕霧楼の客 役
- ドラマ『江戸の朝焼け』-秋月右京亮 役
- ドラマ『蒼き狼 成吉思汗の生涯』-ボオルチュ 役
・1981年(49歳):多くの作品に出演
- 映画『近頃なぜかチャールストン』-陸軍大臣 役
- 映画『駅 STATION』-菅原 役
- ドラマ『北の国から』-黒板五郎 役 ※主演
1973年から始まった「仁義なき戦いシリーズ」では、田中邦衛さんのそれまでのイメージを一新するずる賢いヤクザ・槙原政吉を演じました。
仁義なき戦いの田中邦衛好きすぎる pic.twitter.com/ZAT74MMHHi
— MASAJIRO (@MEF6f818LOo7NC0) October 12, 2022
田中邦衛さんは、時にはウソ泣きまでして重責から逃れようと小ズルく立ち回って生き残る槙原役を演じています。
落差ある芝居で見ている人を笑わせる演技はお茶の間を明るくし、その後、数多くの任侠映画にも出演。

若い頃もイケメンけど、40代になって渋さが増した田中邦衛さんもすごく素敵!
1975年には映画13作品に出演し、田中邦衛さんは日本になくてはならない名俳優として階段を上り詰めていきました。
1980年代以降、映画への出演は減りましたが、1981年から『北の国から』シリーズで、葛藤を持ちつつも2人の子を温かく見守る父親役を田中邦衛さん49歳の時に演じ、大スターとなりました。
映画プロデューサーの岡田裕さんによると、
「田中邦衛さんが他のスター俳優さんと違うのは、ごく普通の日常性を持っていたこと。街の人々をよく観察し、その日常を芝居に生かしていた。田中さんの演技の根っこにあるのは、庶民の生活感覚でした」
大スターとなってからも驕らず、家族思いの地道な生活を送っていたといいます。
田中邦衛さんが亡くなられたと…
— ☮BluesRock☮ (@BluesRock4149) April 2, 2021
不器用で人間臭くて寂しがり屋で泣き虫で朴訥な
五郎さんが大好きでした
ご冥福をお祈り申し上げます#田中邦衛#黒板五郎 pic.twitter.com/JcrEyEaq7V
独特の語り口調や表情は、ものまねネタの定番となっており、小堺一機さんが『北の国から』の黒板五郎や楽屋裏での田中邦衛さんをネタとして取り上げたことで、さらに広く知られるようになりました。

小堺一機さんが披露する田中邦衛さんのモノマネは本当にそっくりだよね~!
50代の頃
50代の田中邦衛さんはどんな経歴を辿ってきたのでしょうか?
・1982年(50歳):多くの作品に出演
- 映画『刑事物語』-村上努 役
- 映画『えきすとら』
- ドラマ『君は海を見たか』-秋元光男 役
- ドラマ『真夜中の匂い』-泉田正吉 役
・1983年(51歳):多くの作品に出演
- 映画『逃がれの街』
- 映画『居酒屋兆治』
- ドラマ『婚約 北の国から来た花嫁』-碓井 役 ※主演
- ドラマ『無明剣走る』-仏の源十郎 役
・1984年(52歳):多くの作品に出演
- 映画『すかんぴんウォーク』-深水敬造 役
- 映画『海燕ジョーの奇跡』-上勢頭 役
- ドラマ『微笑は風のように』-坂上等 役
・1985年(53歳):多くの作品に出演
- 映画『早春物語』-沖野修三 役
- 映画『夜叉』-役
- ドラマ『迷探偵記者羽鳥雄太郎と駆け出し女刑事シリーズ』-羽鳥雄太郎 役 ※主演
・1986年(54歳):多くの作品に出演
- 映画『ウホッホ探険隊』-榎本和也 役
- 映画『時計 Adieu l'Hiver』-挽歌の主人 役
- ドラマ『ライスカレー』-向坂信吉 役
・1987年(55歳):多くの映画に出演
- 映画『私をスキーに連れてって』-田山雄一郎 役
- 映画『女咲かせます』-ワタ勝 役
・1988年(56歳):多くの作品に出演
- 映画『優駿 ORACION』
- 映画『この胸のときめきを』-矢崎誠治 役
- ドラマ『ドラマ人間模様 砂の上のロビンソン』-木戸周平 役
- ドラマ『清水坂おもいで小路』-山下貞晴 (土井孝次) 役
・1989年(57歳):多くの作品に出演
- 映画『TOMORROW 明日』-銅打 役
- ドラマ『シリーズ街 二子玉川、轟酒店』-轟周平 役
- ドラマ『さよなら李香蘭』-丸の内警察署長 役
・1990年(58歳):多くの映画に出演
- 映画『タスマニア物語』-役 ※主演
- 映画『浪人街』-土井孫左衛門 役
・1991年(59歳):多くの作品に出演
- 映画『おいしい結婚』-川又重樹 役
- 映画『息子』-タキさん 役
- ドラマ『岡っ引どぶ』-どぶ 役 ※主演
- ドラマ『仕掛人・藤枝梅安』-音羽の半右衛門 役
50代を迎えた田中邦衛さんは、
- 1984年:第26回 ブルーリボン賞 助演男優賞(『逃がれの街』『居酒屋兆治』)
- 1987年:第29回 ブルーリボン賞 主演男優賞(『ウホッホ探検隊』)
を受賞し、「ウホッホ探検隊」ではアイビールックの似合うシティーボーイを演じました。
#タイムラインに出てこない映画を召喚させよう
— Lovelife🥰 (@mylovelife0617) May 28, 2021
だから「ウホッホ探検隊」!田中邦衛が亡くなったときも誰も言及してねぇじゃんよ!😩 pic.twitter.com/1zNBWc3M4x

主役としても数多くの素晴らしい作品を残しているんだなぁー
田中邦衛さんは、56歳を迎えた1988年の時から7年間に渡り大正製薬「大正漢方胃腸薬」のテレビCMに出演。
#この商品と言えばこの人
— 夢于眠 (@koopatroopa26_4) February 13, 2024
大正漢方胃腸薬 田中邦衛 pic.twitter.com/ufzLEtVX9O
歌って踊るエンターテイナーぶりを披露しました。
田中邦衛さんは「俳優は肉体労働者」と認識しており、「過酷な撮影にも耐えられるように」と、普段から筋トレをし、お酒は一滴も飲まなかったと言います。
いつも役に真摯に向き合い、人間味あふれる幅広い役柄を演じた田中邦衛さん。
残念ながら2021年3月24日に老衰のため、88歳でお亡くなりになりましたが、どの役も人々の心に残り愛されました。
田中邦衛の若い頃(昔)の髪型は?
田中邦衛さんは若い頃どんな髪型だったのでしょうか?
田中邦衛さんがお亡くなりになられました。88歳。
— 伊藤 寛 (@pacopaco88) April 2, 2021
田中邦衛さんというとなんといっても若大将シリーズの青大将。
網走番外地シリーズや仁義なき戦いシリーズでも活躍。
TVではやはり『北の国から』でしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/LVjTRz2qxK
若い頃の髪型は、黒髪のショートヘア。
清潔感があり素敵です。

若い頃の髪型も素敵!似合う!
【訃報】
— 映画.com (@eigacom) April 2, 2021
TV「北の国から」、映画「仁義なき戦い」シリーズなどでおなじみの田中邦衛さんが、去る3月24日、老衰のため亡くなられたことが発表されました。享年88。
最後の映画出演作となったのは、2010年公開の「最後の忠臣蔵」でした。心よりご冥福をお祈りします。https://t.co/j2exdGgorW pic.twitter.com/OIUPX6xrnJ
そして、晩年は髪色はグレーですが、若い頃と同じショートヘア。
様々な髪型を経験してきた田中邦衛さんですが、どんな髪型でも似合っていますね!
若い頃からイケメンで、第一線で活躍し続けてきた田中邦衛さん。
これからも多くのファンに愛され、その名を残し続けることでしょう。