女優として幅広く活躍した吉行和子さん。
2025年9月2日、残念ながら肺炎のために享年90歳で亡くなられていますが、若い頃の姿が可愛すぎると話題なんです!
さらに、若い頃にどんな出演作品に出て、どんな経歴を辿ってきたのかも気になりますよね。
そこで今回は、
- 吉行和子さんの若い頃の可愛い画像
- 若い頃の出演作品や経歴
- 若い頃と晩年の比較画像
- 若い頃と晩年の髪型比較
についてまとめました!
【画像】吉行和子の若い頃(昔)が可愛すぎ!
女優として多くのファンを魅了してきた吉行和子さん。
その若い頃が可愛すぎると話題なんです!
早速、吉行和子さんの若い頃の画像を見てみましょう。
お若い頃の吉行和子さん。ぜんぜん変わらない。 pic.twitter.com/CdMcwlnH
— 博信堂書店 (@otr_hakushindo) December 24, 2012
可愛い!正統派美人!
吉行和子さんが亡くなりました。90歳。私にはまずドラマの人(と森永ホットケーキのCM)でしたが、その後デビュー期の「にあんちゃん」などの見て溌剌として清らかな美しさに驚いたものです。そして大島渚「愛の亡霊」、衝撃的でした。ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/0kuP7quiPq
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) September 8, 2025
まさに清純派という感じですね!
ああー、吉行和子さん、幾つになっても可愛くて大好きでした。亡くなってしまっても映画はずっと残るから、これからも見ます。「現代任侠道 兄弟分」は酷い話だけど、吉行和子さんがめちゃくちゃ綺麗で可愛いです。「愛の亡霊」と「修羅雪姫 怨み恋歌」も素敵です。 pic.twitter.com/JGkrhP9Q4d
— アサミ (@asamisasamisash) September 9, 2025
面影を感じます。
徹子の部屋で昔の吉行和子さんが放送されてるんだけど49歳?!
— あゆっち (@da10_c) September 10, 2025
この時代加工とか無しでしょ?すごい綺麗
お年を召してからも凄く綺麗だったけれど49歳でこの美しさって凄まじい pic.twitter.com/PHdteswojQ
吉行和子さん、若い頃から色気があって可愛いですね!
吉行和子の若い頃(昔)の出演作品や経歴を時系列でまとめ!
『ココでのはなし』にも出演されている吉行和子さんの突然の訃報に接し、悲しみにたえません。
— 映画『 ココでのはなし』公式 (@cocohana_film) September 9, 2025
吉行さんが演じるのは、ゲストハウスに集う若者たちを優しく迎え入れる住人、泉さん。
SNSにハマり動画配信を行う、チャーミングな一面を持ち合わせた役どころでした。
心よりご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/Y4eQZzye9z
若い頃から可愛い吉行和子さんですが、昔の出演作品や経歴はどうだったのか、時系列でまとめてみましょう!
20~30代の頃
作家の父・吉行エイスケさんと美容師の母・吉行あぐりさんの間に生まれた吉行和子さん。
そんな吉行和子さんは、こんな20~30代を過ごしています。
・1954年(19歳):『劇団民藝付属水品研究所』に入所し、女優候補となる
・1957年(22歳):舞台「アンネの日記」(アンネ・フランク役)で女優デビュー
・1959年(24歳):映画「にあんちゃん」(堀かな子役)に出演
・1963年(28歳):同じ劇団の照明係・秤屋和久さんと結婚
・1964年(29歳):映画「黒い海峡」(香山知佐子役)に出演
・1965年(30歳):ドラマ「松本清張シリーズ 或る「小倉日記」伝」(てる役)に出演
・1966年(31歳):映画「こころの山脈」(坂井安子役)に出演
・1967年(32歳):秤屋和久さんと離婚
・1968年(33歳):ドラマ「大奥」(理子役)に出演
・1969年(34歳):舞台「少女仮面」(貝役)に出演
・1970年(35歳):多数の作品に出演
- 映画「現代任侠道 兄弟分」(五十嵐佐智子役)
- 映画「座頭市あばれ火祭り」(若妻役)
・1972年(37歳):映画「追いつめる」(泰子役)に出演
・1974年(39歳):舞台「蜜の味」に出演し、紀伊國屋演劇賞 個人賞を受賞
吉行和子さんは、中学3年生の頃に劇団民藝の舞台「冒した者」を見たことで舞台に興味を持ちました。
1954年19歳の時に、吉行和子さんは衣装や舞台美術をするつもりで『劇団民藝付属水品研究所』に入所しますが、思いがけず女優候補に。
そして1957年(当時22歳)、舞台「アンネの日記」で主役デビューを果たします。

初舞台で主演!吉行和子さんは若い頃からすごいプレッシャーに打ち勝ってきたんだろうな~
日経新聞の「私の履歴書」。今月は吉行和子。今朝は劇団民藝公演『アンネの日記』の話。僅かな紙面に滝沢修、久保栄、菅原卓の三者が登場。しばらく民藝ネタが続くのかな。滝沢のアンネのエピソードは、ドキュメンタリー『滝沢修90歳 生きて舞台の鬼となる』(NHKBS,1997年)でも、吉行が証言していた。 pic.twitter.com/pR5VGeyQuG
— 濱田研吾 (@hamabin1) May 11, 2021

名女優と名高い吉行和子さんも、若い頃は厳しくしごかれて辛い目にも遭ったみたいだけど、責任感と意地で乗り越えたんだとか!
24歳を迎えた1959年に出演した映画「にあんちゃん」で保健婦の役を演じた吉行和子さんは、第14回 毎日映画コンクール 女優助演賞に輝きました!
「にあんちゃん」(1959)での吉行和子さん。
— natsunohi69 (@natsunohi69) September 9, 2025
保健婦さん役。
小学校の講堂で見ました。 pic.twitter.com/ZEE3WDBtF5
プライベートでは1963年、吉行和子さんは28歳の時に、同じ劇団の照明係であった秤屋和久さんと結婚。
しかし結婚生活は長くは続かず、4年後の1967年(当時32歳)に離婚し、以降は独身を貫いていましたが、
恋心は死ぬまでもっていたい。恋心は自然にわいてくるもの。
と語っていたチャーミングな吉行和子さんです。

吉行和子さんの「異性にドキドキする気持ちは大事」というところがキレイの秘訣だったのかも。
プライベートでは結婚や離婚という大きな経験も重ねた吉行和子さんですが、1969年33歳の頃に、『劇団民藝付属水品研究所』を退団してフリーになります。
退団したきっかけは、
唐十郎さんの戯曲「少女仮面」での役をどうしても演じたいと思ったから
と後に吉行和子さんはエッセイで語っています。

吉行和子さんは若い頃から女優として熱い想いを抱いていたんだね!
1970年(当時35歳)に、吉行和子さんは映画「座頭市あばれ火祭り」に若妻役として出演しました。
『座頭市あばれ火祭り』、オープニングに出てくるこの女優さんがキレイだなぁ、この人誰だろうと呑気に思ってたら若い頃の吉行和子だった。「ええええぇ!」とかモニターの前で思わず叫んだ。 pic.twitter.com/iwyy9RjILQ
— 松井俊之 (@MatsuiTo) December 30, 2017

若い頃から色気がある!吉行和子さんは「素敵なお姉さん」っていう感じだね~
20~30代の頃の吉行和子さんは、女優としての一歩を踏み出し続々と出演作を増やしながらも、プライベートでは結婚や離婚といった経験をしていましたね!
40~50代の頃
ますます美人で可愛くなっていく40~50代の吉行和子さん。
40~50代の頃の経歴を見てみましょう。
・1978年(43歳):映画「愛の亡霊」(主役・せき役)に出演
・1979年(44歳):多数の作品に出演
- ドラマ「3年B組金八先生」(池内友子役)
- 映画「黄金のパートナー」(森由枝役)
・1981年(46歳):映画「蔵の中」(お静役)に出演
・1982年(47歳):映画「松本清張の黒革の手帖」(島崎すみ江役)に出演
・1983年(48歳):エッセイ集「どこまで演れば気がすむの」を発表
・1983年(48歳):多数の作品に出演
- 大河ドラマ「徳川家康」(北政所役)
- ドラマ「ふぞろいの林檎たち」(西寺知子役)
- ドラマ「スチュワーデス物語」(松本弓子役)
・1984年(49歳):ドラマ「青春泥棒・徹と由紀子」(今岡加奈役)に出演
・1987年(52歳):多数の作品に出演
- 映画「メイク・アップ」(晴美役)
- 映画「永遠の1/2」(ぼくの母役)
・1988年(52歳):映画「優駿 ORACION」(和具美穂役)に出演
・1990年(54歳):ドラマ「クリスマス・イブ」(河合香代子役)に出演
・1992年(56歳):多数の作品に出演
- ドラマ「…ひとりでいいの」(北川芳枝役)
- ドラマ「サザエさん」(磯野フネ役)
・1994年(58歳):多数の作品に出演
- ドラマ「この世の果て」(砂田夕子役)
- ドラマ「29歳のクリスマス」(矢吹美和役)
・1995年(59歳):ドラマ「愛していると言ってくれ」(吉沢道子役)に出演
数々の映画やドラマに引っ張りだこの吉行和子さんですが、自身の女優人生を大きく変えたのが、1978年43歳の時に出演した大島渚監督の映画「愛の亡霊」でした。
愛の亡霊の吉行和子。同じ大島渚と藤竜絡みなら愛のコリーダで吉行和子が良かった。....愛の亡霊も切なくて良い映画です。 pic.twitter.com/2ArHZ4QGyF
— TOKUNAGA (@tokupman) September 25, 2016
「愛の亡霊」で身体を張って刺激的な役を演じた吉行和子さんは、その演技が認められ、日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞しました。

周りには反対されたようだけど、吉行和子さん自身は「この役をやってみたい」とすごく心が揺さぶられて出演を決意したんだとか!
「愛の亡霊」への出演をきっかけに、吉行和子さんはさらに様々な役に挑戦するようになっていきます。
翌年の1979年(当時44歳)には、ドラマ「3年B組金八先生」で家庭科教師の池内先生役を演じました。
吉行和子さんの訃報
— ヘルベルト•フォン•スダヤン (@suda_yan) September 9, 2025
3年B組金八先生の池内先生が印象的。先日は上條恒彦さんも亡くなりそれで金八先生を真っ先に思い出したのかも。合掌 pic.twitter.com/oN1kObeAPl
吉行和子さんは「3年B組金八先生」がファイナルを迎える2011年まで出演しています。

吉行和子さんと聞くと「3年B組金八先生」での役を思い出す人も多いんじゃないかな?
48歳を迎えた1983年、エッセイ集「どこまで演れば気がすむの」を発表した吉行和子さん。
エッセイストとしての才能も豊かだった吉行和子さんは、翌年の1984年(当時49歳)に第32回 日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています!

吉行和子さんの父・吉行エイスケさんと兄・吉行淳之介さんは作家。さらに妹の吉行理恵さんも詩人という、芸術家の一家なんだよね。
そんな吉行和子さんは、50代になってからは母親役を演じることが増えました。
1995年59歳の時にはドラマ「愛していると言ってくれ」で、吉行和子さんは母親役として葛藤する姿を熱演しました。
「愛していると言ってくれ」が好きな者にとって、吉行和子さんは晃次さん(豊川悦司さん)の実母役がとても思い出に残っているのよなぁ…
— れいな (@tailwind_017) September 9, 2025
あのほんわかした雰囲気、あの優しいお声…素敵な役者さんです… https://t.co/3zKfOoV7KJ pic.twitter.com/RKxwd3GugN

吉行和子さんの上品で柔らかい雰囲気が、母親役にピッタリだよね!
60~70代の頃
60~70代を迎えた吉行和子さんの経歴を見てみましょう。
・1996年(61歳):ドラマ「ナースのお仕事」(根本雅子役)に出演
・1997年(62歳):多数の作品に出演
- 連続テレビ小説「あぐり」(平山真佐子役)
- 映画「不機嫌な果実」(水越しず子役)
・1998年(63歳):ドラマ「女教師」(桂木真由美役)に出演
・1999年(64歳):映画「御法度」(おまつ役)に出演
・2002年(67歳):多数の作品に出演
- 映画「折り梅」(菅野政子役)
- 映画「雪国」(菊江役)
・2006年(71歳):映画「佐賀のがばいばあちゃん」(ばあちゃん役)に出演
・2008年(73歳):多数の作品に出演
- 映画「おくりびと」(山下ツヤ子役)
- ドラマ「東京大空襲」(中村友子役)
・2011年(76歳):映画「シェアハウス」(有希子役)に出演
・2013年(78歳):多数の作品に出演
- 映画「東京家族」(平山とみこ役)
- 連続テレビ小説「ごちそうさん」(卯野トラ/ナレーション役)
・2014年(79歳):多数の作品に出演
- 映画「御手洗薫の愛と死」(御手洗薫役)
- 映画「小さいおうち」(小中夫人役)
61歳を迎えた1996年、吉行和子さんはドラマ「ナースのお仕事」に看護師のトップ・根本雅子役で出演。
女優・俳人・エッセイストとしてご活躍なされた吉行和子さんのご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。優しい役柄が多い方で3年B組金八先生やナースのお仕事などが印象に残っております。 pic.twitter.com/LcF1SH2wrm
— 懐かしくん (@Natsukashikun) September 9, 2025

吉行和子さんの雰囲気は母親役以外にも、部下思いで信頼が厚い役もイメージに合うよね~
60代になると、吉行和子さんはおばあちゃん役も演じるようになりました。
2002年67歳の時には、吉行和子さんは映画「折り梅」でアルツハイマーになった義母役を演じ、毎日映画コンクール 田中絹代賞を受賞しています。
承前) #ちむどんどん 原田美枝子が主演のもう一度観たい(実話の)映画。【折り梅】(2002)。
— ヘルベルト•フォン•スダヤン (@suda_yan) June 2, 2022
アルツハイマー病になり義母を演じたのは吉行和子。原田美枝子の夫役はトミーズ雅。他に加藤登紀子・角替和枝・蛭子能収(!)。絵画の先生はりりィ。
私の母が認知症になった時に観て私は号泣した。 pic.twitter.com/d0GlgNoWmu

吉行和子さんは60代になっても、女優としてますます幅を広げていたんだね。
2012年(当時77歳)、映画「東京家族」に出演した吉行和子さんは、その演技が評価されて第37回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞に輝きました!
録画されてた『東京家族』を観てたんだけど、吉行和子さんも先日亡くなられたんだよなぁ。
— 日本美的文化審議会 座長[公式] (@dwcla_kgu) September 18, 2025
フラフラした生活を送ってるようで一番心配してた次男のアパートへ掃除やらを兼ねて行ってみたら、素敵な結婚相手を見つけてて話も合い、翌日笑顔で長男宅へ戻ってくるまでの演技や表情、深いなぁ(´・ω・`) https://t.co/43zvI7Uasm pic.twitter.com/InhoQGkmrC
60~70代の頃の吉行和子さんは、上司役やおばあちゃん役まで幅広い役を担い、脇役としても存在感のある演技を見せてくれていましたね。
80代を迎えてからも映画作品への出演や執筆活動を行っていた吉行和子さんですが、残念ながら2025年9月2日、肺炎のため90歳で亡くなられました。
吉行和子の若い頃(昔)と晩年を画像で比較!
吉行和子さんの若い頃の画像や経歴を見てきましたが、若い頃と晩年の吉行和子さんは変わっているのでしょうか?
昔の吉行和子さんと晩年の吉行和子さんを画像比較してみましょう。
吉行和子さん
— いぬら (@inurasnow) September 8, 2025
ナースのお仕事の師長さん役がすごくよかった☺️
あんな上司の元で働きたいなぁって思いました😌
若いときはもちろん、老いてもかわいらしかった。
ご冥福をお祈りします#吉行和子さん pic.twitter.com/QnwGy5fy9x
若い頃も晩年も、なんて可愛くて美人なのでしょうか!

美しすぎて惚れ惚れしちゃう
メイクは若い頃とは違っていますが、歳を重ねても変わらず美しい吉行和子さんですね!
吉行和子の若い頃(昔)の髪型は?
吉行和子さんは若い頃どんな髪型だったのでしょうか?
若い時のの吉行和子さん。壇蜜さんに似てるね。 pic.twitter.com/9U5jnkQMjc
— RainbowRisingJA (@RainbowRisingJA) September 9, 2025
若い頃の髪型は黒髪のセミロング。
吉行和子さんといえば、ツヤのある黒髪が美しいイメージがありますよね。

若い頃の髪型もすごく可愛い!
吉行和子
— 銀幕スタア(邦画)TV出演情報 (@houganojidai) April 29, 2022
5/3(火) 徹子の部屋
・86歳、コロナ禍でも生き生きと
映画は一人でも観に行き、俳句の会にも参加
新しい電化製品も買いに出かけ、PCやスマホも使いこなす
・最近始めた相撲観戦、お気に入りは若隆景
冨士眞奈美さんと2人で盛り上がる
・亡き宝田明さんへの思いhttps://t.co/lNoKW6jpgA pic.twitter.com/ZI37E2UP8H
そして、晩年は肩までの長さのヘアスタイルにしていたことが多かったようで、役によってはグレイヘアをきれいに整えていました。
いろんな髪型を経験してきた吉行和子さんですが、どんな髪型でも似合っていますね!
若い頃から可愛くて、晩年まで第一線で活躍し続けてきた吉行和子さん。
これからも多くのファンの心に残り、愛され続けていくことでしょう。